東海大学医学部学士編入は、医学部再受験生に人気の試験です。なぜなら再受験生に門戸を開いている数少ない大学だからです。そして多数の社会人経験者が合格し、医師を目指して勉学に励んでいます。そして合格後は2年次からのスタートのため、何百万という学費が節約できるというのもメリットの一つだと思います。
 しかし、以前の記事で書きましたが、東海大学医学部は中堅程度の大学出身者であればかすりもしません。それほど難関な大学なのです。倍率は15~20倍かつ情報リテラシーの高い社会人、早慶出身、帰国子女が大勢いるため母集団のレベルが高いのです。問題も難解な英語と、知能検査のような対策の立てづらい問題です。結果として多くの再受験生が不合格となります。

 ここに東海大学医学部学士編入を受験した3人の社会人おじさんがいました。

 マーチレベルの大学を出たおじさんLは東海大学医学部の不合格通知を受け、がっかりしたものの、頑張れば受かると思い、仕事を続け、また翌年受験しました。翌年も不合格となりましたが、いつか受かるだろうとそのまた翌年も受験し、いつのまにか40代になってしまいました。彼の失ったのは10年という時間と総額50万の受験料になります。

 マーチレベルの大学を出たおじさんMは社会人で受験し、不合格となり、翌年は戦略を練り、とある予備校の東海大学編入試験対策に100万もの金額をつぎ込みました。内容はDVDタイプで約20時間で終わる内容だったため、仕事をしながらでも受験できると思い、一生懸命勉強しました。結果は不合格。彼の失ったものは、2年間という時間と予備校代と受験代を合せて110万ものお金でした。

 文系の大学院出身のおじさんLは社会人で受験し不合格となりました。医学部の難度を肌で感じたLさんは再受験に本気に取り組むことにし、会社を辞め、努力が報われる帝京大学一本に絞り、無事に1年後に医学部に合格することにしました。Lさんは現在は無事に医師となり、年収1千万円以上のお給料をもらいながら、白衣を風になびかせながらさっそうと病院を走り回り仕事に励んでいます。

もちろんこれも全て実例です。
人生は成功ばかりではありません。失敗から何を学ぶか?それでその後の人生が決まるのではないでしょうか?

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